メダカに赤い点でできるのは病気!細菌性の赤斑病なので薬浴させよう

メダカに赤い点でできるのは病気です。エロモナス、カラムナリスなどの細菌が原因です。赤斑病とも呼ばれている病気なので、メダカの体に赤い点ができたらエルバージュやグリーンFゴールドなどで速やかに薬浴させましょう。

メダカに赤い点ができる理由①細菌感染症

メダカに赤い点ができる理由は、赤系の品種で模様の可能性もありますが、多くの場合は血を流しているからです。ですが、メダカは怪我で出血することはほとんどありません。多くの場合、メダカに赤い点ができる原因は細菌性の病気による出血です。

細菌性の病気にメダカが感染すると、「エロモナス」「カラムナリス」などの細菌がメダカの皮膚に付着し、皮膚が溶けて出血が見られる状態になります。

さらに病気が進行すると肉や骨などを溶かしてメダカが死にます。その前にエラに細菌が入り込み呼吸困難で死ぬことがほとんどです。エロモナスの場合は進行がゆっくりですが、カラムナリスの場合は感染力が非常に強いため早急に薬浴させましょう。

 

重症の寄生虫症でも赤い点がつくこともある

さらに、白点病やツリガネムシなどの寄生虫が体に付着している際にもメダカの体に赤い点がつくこともあります。こういった場合は出血するほど病気が進行しているため、エルバージュに加えてアグテンを混ぜることで細菌感染症と寄生虫症を同時に治療することができます。

メダカに赤い点ができる理由②怪我

メダカに赤い点ができる理由の2つ目は怪我による出血です。網でメダカをすくったときにメダカの体に傷がついて出血が起こります。ですが、野生のメダカを捕まえた時など強い衝撃を与えない限り出血するほど傷つけることは稀です。上記の通りメダカの赤い点が出血だとした場合、原因の大半は病気であり怪我の可能性は少ないです。

メダカに赤い点ができる理由②模様

メダカの赤い点は模様であることもあります。改良メダカの品種の中では赤い模様ができるものもあるため、病気だと思っていたら普通に体の模様であることもあります。初心者の場合は見分けがつかないこともあるかもしれませんが、病気でなければメダカは元気に泳いでいるので見分けられるようになると思います。

メダカに赤い点がついたときの対処法

メダカに赤い点がついたときの対処法を説明します。

水換え

メダカに赤い点がついているのを発見したらすぐに水を換えます。病気が発生している水槽は、水質が悪化している可能性がありますし、水槽内に蔓延した病原菌を減らすという効果もあります。また、水換えしたあとの新鮮な水のほうが薬が効きやすいという声もあります。

メダカに赤い点がついていたとき、水は半分ぐらい換えればいいでしょう。

薬浴

メダカに赤い点がついている際、水換えしたあとは薬浴させます。メダカの体につく赤い点の原因のほとんどは細菌によるものなので、抗菌剤である「エルバージュ」「観パラD」「グリーンFゴールド」を使用します。だいたい数日あれば良くなることがほとんどですが、赤い点の原因が寄生虫による出血だった場合はエルバージュだけでは効果がありません。そこで、私はエルバージュとアグテンを混ぜて薬浴させています。

どちらの薬も水草やバクテリア、貝やエビ、ミジンコに至るまで全くの無害なので赤い点がついていたメダカが泳いでいる水槽にそのまま入れましょう。というか、病気が発生した水槽に薬を入れなければ病原菌を根絶できないので意味がないと思います。

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塩浴

もし、赤い点がついているメダカの体力がなく(ふらつきがみられるなど)薬の効果が乏しいと感じる場合は塩浴をさせます。最初は0.3%の塩水を作り、半日ぐらいかけて0.6%までアップさせます。薬が効かない場合は塩浴させるしかないですが、治癒率は低いです。

まとめ

メダカの体に赤い点がついているのは細菌感染症によるものがほとんどです。ただし白点病など寄生虫症が悪化した場合でも出血することがあるので、アグテンとエルバージュを混ぜて薬浴させましょう。

ちなみに、アグテンやエルバージュは魚にとって全く無害なので、少し様子が変だと思った時点で薬浴させると病気がほとんど発生しなくなります。むしろ悪い菌が死滅して魚やエビ、貝の調子が上がるので是非お試しください!

https://www.aru-na.net/post-2557

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