メダカの針子を室内水槽で上手に育てる飼育管理方法

メダカの針子を室内水槽で上手に育てる飼育管理方法を紹介します。メダカの針子は屋内水槽ではうまく育たないと言われています。実際私もつい最近までは失敗の連続で針子がどんどん減ってしまう状態でしたが、現在はようやくうまく育てられるようになっています。

この記事ではメダカ飼育初心者やメダカの針子がうまく育たない方の参考になれば幸いです。

メダカの針子、屋内水槽飼育のコツは3つ!

メダカの針子の屋内水槽飼育のコツは次の4つです。

最低でも10リットル以上の容器で飼育する
粉エサ(配合飼料)を毎日沢山与える
温度をヒーターで23度以上、できれば25度以上にする
フィルターやソイルをうまく活用してアンモニアや亜硝酸がたまらないようにする

この4つを抑えて飼育するようになった結果、現在は屋内でも屋外と同じようにメダカの針子を育てることができています。

夏は屋外で針子は育てた方がいい

ただし、どれだけ上手に屋内でメダカの針子を育てることができるようになっても、温度が高い時期は屋外で育てたほうが成長スピードが早いです。

夏は太陽光が当たる屋外で針子を育てれば1か月ぐらいで大人になります。屋外は勝手にバクテリアやプランクトンが湧きますし、太陽光はLEDライトの100倍の明るさがあるためあっという間に成長します。。

屋外は屋外で直射日光の当たり加減など管理のコツがあるので完全放置ともいきませんが、5月から9月ごろは、メダカの針子は屋外で育てたほうがいいでしょう。

もちろんビニールハウスを建設して農業用ストーブで温めれば一年中針子を大量生産することができます。

私の現在の屋内メダカ針子飼育環境

まず、私の現在の屋内のメダカ針子飼育環境を紹介します。

上の画像は私が実際にメダカの針子を飼育している容器です。よく見ると針子が泳いでいるのを確認できると思います。
(ネットは卵を保管しています)

メダカの針子飼育設備
エアレーション あり
照明 AmazonLED植物育成用ライト
飼育容器 ダイソースクエア収納ボックス
エサ Comet メダカ針子用のエサ(イトスイ)
PSB
容量 およそ15リットル
水温 25~26度(ヒーターで加温)
給餌回数 一日3回~4回
その他 掃除要因としてエビ、ラムズホーン、隠れ家としてアナカリス(水草)

この屋内飼育容器の中でメダカの針子はすくすくと育っています。

メダカの針子屋内飼育のポイント

メダカの針子屋内飼育のポイントについて説明します。

最低でも10リットル以上の容器を用意する

まずいちばん大事なのは最低でも10リットル以上の容器でメダカの針子を飼育することです。よく小さなタッパーなどでメダカの針子を育てている方がいらっしゃいますが、私が試した限りそういった小さな容器でうまく針子は育ちませんでした。

小さな容器で育てても全滅はしないですが、最初はたくさんいた針子が次第に減っていき、最終的に数匹程度になってしまうことがほとんどでした。

容器が小さいと育たない理由は水質悪化なのか餓死なのかよくわかりませんが、10リットル以上の容器で育てるとメダカの針子の生存率が格段に違ってきます。

もちろん、針子の成長に合わせて大きな容器を用意すれば死ぬことはありませんが、面倒なので最初から大きな容器で育てたほうがいいでしょう。針子を小さな容器で育てていてうまく育たない方はぜひお試しください。

粉エサを沢山与える

メダカの針子がうまく育たない原因のほとんどは餓死です。メダカの針子は24時間常にエサを食べ続けていないと餓死して死んでしまいます。また、沢山エサを与えることでメダカの針子の成長スピードが早まります。そこで、エサを沢山与えて早く成長させ、脆弱な針子の状態を少しでも短くすることで生存率が高まります。

私はメダカ針子用のエサを一日3から4回、1回の給餌で耳かき1杯分ぐらいの粉エサを入れています。普通の感覚だとかなり多いですが、これでもまだ足りないぐらいだと考えています。

食べ残しで水が悪化するのを防ぐため、掃除要員としてラムズホーンとミナミヌマエビを入れています。これらのエビや貝はメダカの針子はもちろん卵を食べることもありません。

また、最近のエサは善玉菌などが含まれており、水を汚さないようになっているため多少多めに与えても大丈夫です。メダカの針子は水質悪化に非常に強く、食べ残しが沈殿するような状態でなければ多少水質が悪化しても死ぬことはないので大丈夫です。

針子のエサは各社が優れた配合飼料を販売しています。ホームセンターで売られているものでも十分に大きく育ちます。私は上記画像のイトスイの針子専用フードを使っています。

PSBやゾウリムシだけでは足りない

私もつい最近まで勘違いしていたのですが、針子用のエサはPSBやゾウリムシだけでは栄養価が足りません。

とくにゾウリムシは栄養価が非常に低いことが知られており、ゾウリムシだけ与えているとまったく針子は大きくならないので注意しましょう。針子の成長には粉エサが一番適しており、圧倒的に早く育ちます。ですが、メダカの針子は粉エサの食べ残しを食べないので、粉エサだけだと常に胃袋に食べ物が入った状態にならないため餓死してしまうのです。

PSBやゾウリムシは餓死防止のために必要ですが、それに加えて粉エサをたっぷりとあたえることが重要です。

PSBは餓死防止には役に立つ

このことから粉エサに加えて私はPSBを利用しています。PSBはだいたい1日2回ぐらい、1回につき2ccから5ccぐらい添加しています。また、水草や落ち葉をメダカの針子飼育容器に入れてプランクトンが湧きやすくしています。さらにミジンコも入れておけば餓死するメダカの針子をかなり減らすことが可能です。

https://www.aru-na.net/post-2611

ヒーターで加温する

最後に、メダカの針子はヒーターで加温し、温度を23から25度程度に保ちます。温度が低いと針子の成長スピードが遅くなり、どれだけエサを与えても大人になれません。脆弱なメダカの針子状態をダラダラ続けていると餓死するリスクも高くなります。秋から冬にかけてヒーターで直接加温するようになってからメダカの針子生存率もかなり高まりました。

亜硝酸などがたまらないようにする

メダカの針子は放置しておくとだんだん減っていきます。この原因は餓死や喧嘩などいろいろありますが、亜硝酸やアンモニアなどの有害物質が原因である可能性があります。水換えしないで狭い容器で針子を飼育しているとどんどんアンモニアや亜硝酸が溜まっていくため、弱い針子から順に死んでしまいます。このため、定期的に水を換えたり、フィルターで水を浄化するとよいでしょう。

メダカの屋内針子飼育に挑戦しよう

メダカの屋内針子飼育はコツがあるため最初のうちはうまくいかない方がほとんどだと思います。ですが、広めの容器でエサ切れに注意さえすればうまくいくことが多いので試してみてくださいね!

ただし、夏場はメダカの針子を屋外で育てたほうが圧倒的に成長スピードが早いので、どうしてもうまくいかない場合は屋外飼育に切り替えたほうがいいと思います。

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