メダカは室内飼育か屋外飼育、どっちがおすすめ?

メダカは室内飼育か屋外飼育、どっちがおすすめなのかについて説明します。私は屋内、屋外とも両方のメダカ飼育経験があります。その経験に基づき、メリット・デメリットについて解説します。

メダカ初心者は屋外飼育のほうが簡単

最初に結論から書くと、メダカ初心者(今まで魚を飼ったことがない方)は屋外飼育のほうが簡単です。なぜなら、メダカは屋外で飼育するとほとんど世話をしなくていいほど飼育が簡単だからです。直射日光対策と大雨対策さえすればあとはほぼ放置で大丈夫なのがメダカの屋外飼育です。

もちろんたくさんメダカを増やして販売などを考えるのであれば屋外でも屋内でもコツがいりますが、初心者の場合は屋外で水鉢やタライなどでメダカを飼育したほうが圧倒的に楽でしょう。

屋内でもメダカ飼育は難しくない

ただし、屋内でもメダカ飼育は決して難しいものではありません。特に金魚やグッピーなどを問題なく飼育できている方はメダカも屋内水槽で同じように飼育できます。

ただし、メダカは屋内だと痩せやすいため餌をたくさん与えたほうがいいことと、細菌性の病気になりやすいので、屋内ではこまめに給餌するのに加え、アグテンなどの薬で薬浴することをおすすめします。特に他の魚を飼育されている方は必ず薬浴させるようにしてください。

メダカは屋内飼育、屋外飼育どちらもメリット・デメリットがある

飼育方法 メリット デメリット
屋内飼育 盗難、害獣など外的脅威がない
冬でも繁殖、稚魚育成可能
横から観察できる
病気など異変に気づきやすい
病気治療が容易
痩せやすい
電気代などのコスト
大きく育てにくい
産卵数が少なくなる
スペースが取りにくい
屋外飼育 成長速度が早い
産卵数が多くなる
水換えの頻度が少ない
スペースが取りやすい
電気代が無料
秋、冬は活動がストップする
越冬させる必要がある
真夏に煮魚(高温死)になる
盗難、害獣などの外的脅威
病気に気づきにくい
観察しづらい
病気治療が困難

 

メダカの屋外飼育、屋内飼育はそれぞれメリット・デメリットがあります。大事なのは屋外、屋内飼育のメリット・デメリットを理解し、都合よく使い分けることです。

私もメダカ飼育において屋外と屋内を使い分けていますし、使い分けているプロの業者は多いです。もちろん趣味で飼育するのであればどちらでもかまわないですが、本格的にメダカ飼育を始めるのであればどちらも活用されることをおすすめします。

メダカの屋内飼育におけるメリットデメリット

メダカの屋内飼育におけるメリット・デメリットを紹介します。

メダカの屋内飼育のメリット

メダカの屋内飼育の最大のメリットは秋冬でも産卵、繁殖が可能なことです。メダカは日照時間と水温を一定にすることで産卵繁殖が年中可能になります。冬も13時間以上ライトを点灯し、ヒーターで加温すれば繁殖が可能です。

また、メダカの稚魚は越冬できないため、冬場に屋外で稚魚を育てることはできません。ですが屋内なら冬でも育成が可能になります。

メダカの屋内飼育のデメリット

メダカの屋内飼育のデメリットは稚魚の成長スピードが遅く、産卵数も少なくなることです。

人工照明よりも太陽光の方が圧倒的に光が強く、飼育スペースを確保しやすいためメダカがどんどん大きくなり卵をたくさん産みます。屋内では稚魚は2~3ヶ月以上かけて大人になりますが、真夏の屋外なら45日前後で産卵可能になります。

さらに、屋外の場合は動植物プランクトンが発生し、何もしなくてもメダカが勝手に大きく育っていきます。餌をろくに与えなくてもメダカを育てることも可能です。

また、屋外飼育であればバクテリアが外から混入してくるため水が汚れにくくなりますが、屋内では水が汚れやすくなります。このため、餌の量を絞ったり水換えを頻繁にする必要があります。

そして、メダカを屋内で飼育するときにはヒーターと照明が必要なので電気代がかかります。水質調整剤やカルキ抜きなども加味するとさらにランニングコストが必要になります。

メダカの屋内飼育は病気になりやすい?

メダカの屋内飼育は病気になりやすいといわれています。たしかに、メダカは餌を常に食べ続けていないと弱ってしまうため、微生物が発生しづらい屋内では痩せやすくなります。痩せて体力がなくなったメダカは病気になりやすくなり、そのまま弱って死んでしまうのです。

そこで、屋内では餌を多めに与えることで病気を予防できます。もちろん、屋外でも病気になるときはなりますし、屋内でも病気にならないときはならないです。

また、メダカは屋内でも屋外でも病気になる最大の原因は細菌感染なので、アグテンやエルバージュで薬浴させることでリスクを大幅に減らすことができます。

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メダカの屋外飼育におけるメリット・デメリット

メダカの屋外飼育におけるメリット・デメリットを紹介します。

メダカの屋外飼育におけるメリット

メダカの屋外飼育における最大のメリットは成長速度が爆発的に早くなることです。屋内ではどれだけ頑張っても45日で産卵可能なサイズに育てることは不可能ですが、屋外なら容易です。また、産卵数も屋外のほうがたくさん産む傾向があります。

このため、ほとんどのメダカ養殖業者やメダカ屋さんは屋外でメダカを育てています。

さらに、メダカを屋外で飼育すればスペースを確保しやすいだけでなくエサも勝手にプランクトンなどが発生するため管理が非常に楽になります。換水も屋内と比べればそこまで重要ではないため、屋内飼育よりは楽に飼育できるでしょう。

メダカの屋外飼育におけるデメリット

メダカの屋外飼育における最大のデメリットは、盗難や害獣、害虫などの外敵脅威です。ヤゴなどの昆虫や鳥、アライグマなどの害獣はメダカを捕食します。特にアライグマは凶悪で、養殖場のメダカの半分以上が食べられて壊滅状態に陥ることも少なくありません。

また、最近ニュースで話題になっているメダカの盗難も多発しています。メダカの最大の敵は人間だと言う人もいるぐらいです。防犯カメラやネットなどを利用して外的脅威からメダカを守りましょう。

また、屋外では冬は当然ながら産卵や稚魚の育成ができません。このため、冬場もメダカのブリードをしたければ屋内に移動させるかビニールハウスを使う必要があります。

そして、屋外で意外と見落とされがちなのは真夏の高温です。真夏に直射日光が飼育容器に当たり続けると水温が40度以上になってしまい、メダカが全滅します。このことを知らない人はとても多いため、真夏に煮魚になってしまう事故は非常に多いです。夏場は容器にスダレをかけるなど直射日光が入らないようにしましょう。

屋内飼育と屋外飼育を使い分けよう

メダカは屋内飼育と屋外飼育をつかいわけましょう。多くの飼育家は種親だけを屋内で飼育し、針子から屋外で育てるのが比較的ポピュラーです。種親は盗難リスクなどがありますし、卵も屋内で管理しやすいからです。屋外のほうが大きく育ちやすいですが、秋や冬は成長がストップしてしまうためうまく屋内に移動させましょう。

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